ミッション
日本語メインページ/アナベル・イサベルの紹介/映画のミッション/メディア紹介
『ザ・パワー・オブ・ツー』とはドキュメンタリー映画であり、また映画を通じて、臓器提供、臓器移植、膵嚢胞性線維症(CF)の認知度を高めるための啓蒙活動(アウトリーチ)を行う一連のプロジェクトでもあります。このプロジェクトは、下記の3つの柱から成り立ちます。
ドキュメンタリー映画
日本及びアメリカにおいて、臓器移植が必要な難病を持つ患者の生き様をドキュメンタリーで語る映画。目的は、見る人に感動を与え、各国の臓器移植の現状を理解していただき、また臓器ドナーとなることを考慮いただくことです。
オンライン・デジタル媒体によるコミュニティー
ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)などのデジタルメディアを通じて、国際的な交流を促すプロジェクト。世界最大のソーシャルメディアの一つであるFacebookには既に3700名以上のファンが登録。
国際支援の要請
製薬会社、学術機関、NPO団体、移植・CFコミュニティー及び医療機関とグローバルに連携をとり、グローバルに移植推進や難病への理解を訴求するプロジェクト。
日本で改正臓器移植法が施行されてから臓器提供者の数は着実に増えています。一方、臓器提供や臓器移植に関する一般的な認識はまだ十分ではなく、一部誤解も見られます。「ザ・パワー・オブ・ツー」ではアメリカおよび日本の専門医、ドナーファミリー、政治家へのインタビューを行うことで、臓器移植の現状を考察します。「ザ・パワー・オブ・ツー」という媒体を通して、少しでも多くの方に臓器移植について考える機会や話し合う場を提供したいと考えます。また、膵嚢胞性線維症(CF)等の難病治療の実現や、看護・治療を改善するための患者及び患者会の役割などにも焦点を当てます。
本プロジェクトは臓器移植・医療、難病、患者団体などの特定のグループに訴えかけるだけではなく、広く一般の方々をも対象としています。
膵嚢胞線維症(CF)
膵嚢胞線維症(CF)は、全身の外分泌腺の正常な働きが阻害される子供の慢性難治性疾患です。粘度が異常に高まった分泌物による分泌腺の閉塞は、特に肺や膵臓で著しいため、呼吸や消化などの重要な身体機能を低下させ、致命的な難治性疾患の一つです。
CFは白人種では最も知られた遺伝性の病気で、2500人に1人の患者がいると推定されています。日本では、約35万人に1人の出生率と推定される極めて稀な疾患であり、患者数は、1982年~1994年までに29人(確診例)が報告されています。その後の2004年の調査の結果、全国で13人、過去10年間の患者数は38人程度と推計されています。
この疾患の子供の平均余命は7~8歳でしたが、現代医療の進歩と治療環境の改善により余命は30歳を越え、子供と成人の疾患として視点をもつべき時代となりました。また、国際結婚の増加などに伴い、今後はさらに患者数は増えるだろうと考えられています。
詳しくは、嚢胞性繊維症患者と家族の会をご覧ください。
臓器提供とは?
年齢や性別を関係なく、誰でも臓器提供者(ドナー)になる事が出来ます。生きている方から提供できる臓器は、一つの腎臓と、一部分の肝臓、肺、膵臓、そして腸があります。脳死でしか提供できないのは腎臓、心臓、肝臓、 肺、膵臓、小腸などです。必要とされている臓器の数は、臓器提供の数より遥かに超えているのが現状です。現在アメリカでは11万人以上の方が、臓器移植を必要としています。
臓器移植とは?
臓器移植とは、提供者(ドナー)から受給者(レシピエント)に機能の低下してしまった臓器の替わりに健康な臓器を移植し、臓器の働きを回復させる医療行為の事です。移植に用いられる臓器や組織は、生体間での移植と、亡くなった方からの提供による移植の2通りの方法があります。
一人の亡くなった方から提供出来る臓器は、心臓、2つの腎臓、2つの肺、肝臓、膵臓、そして腸の8つの臓器が挙げられます。提供出来る組織に関しては、骨、皮膚、血管、腱、角膜、心臓弁など50もの組織が挙げられます。亡くなったドナーの方のおおむねのケースは脳死(脳全ての機能が不可能になり人工呼吸機を使わなければ心停止の状態になる事)になります。
現在アメリカでは11万人以上の患者が臓器を必要としている中、毎年約2万8千件の移植手術が行われ、その半分は脳死ドナーからの提供になっています。肺移植に関しては、毎年約1700件が脳死ドナーから行われ、そのうちの約200件がCF患者のケースになっています。CF患者は肺移植を待ち望む患者の約12パーセントを占めます。アメリカで亡くなる方のたった1%の割合しか脳死のケースはなく、臓器提供出来るドナーというのはごく限られているのです。その為、承諾や臓器提供に置ける教育が、臓器提供や臓器移植に関する一般的な理解にとって、とても重要になってくるのです。
こちらのリンクから臓器提供や臓器移植に関する情報がご覧になれます。
日本に置ける臓器移植
豊かで医療の技術が発達している日本ですが、未だ臓器移植や臓器提供を受け入れがたい事実があります。それには神道などからくる日本人の価値観や人生観などが指摘されています。神道とは、自然との調和を目指すものであり、死にゆくことを「自然な」プロセスとしています。その中で、自分の臓器が動かなくなった時に他人の臓器をもらう事や、脳死状態に陥った患者から臓器を摘出するという行為は、「不自然」なことになります。また死後の世界を重んじて死体を傷つけることが忌避されており、このことが臓器提供を妨げていると指摘されています。また、チャリティーや他人への人助けは家族内に限られていて、見ず知らずの人を助ける事は欧米ほど受けいられていません。その結果、日本に置ける移植は生体肝移植が圧倒的に多くなってくるのです。
コミュニティーパートナー
コミュニティー・パートナーに参画いただいてるNPO団体は「ザ・パワー・オブ・ツー」の啓蒙活動の鍵となります。プロジェクトに賛同いただいた企業、ブランド、NPO 団体、教育機関、財団やリーダー方との協力により下記を実現することを目的とします。
- 臓器移植により助かる命を増やすこと
– CF 等の難病に対する認識向上及び治療実現への支援
– CF 及び臓器移植患者・家族・団体のサポート
– 臓器移植・臓器提供における人種・民族的バリアを含めた医療制度や格差の提起
– 拡大するコミュニティー・パートナーの活動・取り組みの支援
キャンペーン活動
コミュニティー・パートナーと協力し、「ザ・パワー・オブ・ツー」試写会・イベントを行い、 ステンツェル姉妹や映画監督等とのQAセッションを設けることで映画、臓器移植について考え、語る機会を増やします。
スクリーニングや講演会は一般向け、大学・医学部向け、関連団体との共催、カンファレンス等のスピーカーなどが考えられます。
コミュニティー・パートナーへの参画ご希望の方は、ThePowerOfTwoMovie@gmail.comにメッセージをお送りください。

